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匿名だからネット荒らしは起きる

気になったという事で理由、場所、対処法3つの項目で少しまとめてみました。荒らしの原因が分かれば対処法がみつかるかも知れません。

 

荒らしを行う理由

匿名性が高いネットゆえに、自制の効かない行動がとれるという所にあります。その言葉を「オンライン脱抑制効果」といいます。この効果が発生する上で主に6つの要素が関係しています。

1.乖離匿名性:あなたは私を知らない

2.不可視性:あなたは私に会えない

3.非同期性:ではまた今度

4.独善的思い込み:それはすべて私の頭の中にある

5.脱抑制的想像力:ただのゲームでしかない

6.権威の最小化:我々は平等である

 

荒らしが起きる場所

 悪質な荒らしがはびこっている場所では同じような荒らしが集まりやすい。一方ですでに良識的な会話がされていてムードがあれば、荒らしは行動しづらくなるのです。しかし良識と匿名の間にはまだ答えが出ていない問題がたくさんあるみたいです。今のネット社会では、一人の悪質な荒らしを目的に行動しようと考えている人がピラミッドのように同じ荒らしを目的としている人を集め、悪質な荒らしコミュニティ集団をつくる事も可能でしょう。

 

荒らしから身を守るには

 攻撃性をより高める心理状態をどのように理解すればよいでしょうか。上記で述べたましたが、同じ「荒らし」という目的をもっている人でも一人より荒らし目的の集団の方がより攻撃性が高いと思われます。特にそのトップは、部下(その下につく人たち)を甘い言葉を使い上手く心理的コントロールをして団結力を高めるでしょう。そういった方達に対してまともに向き合おうとすると、荒らしをやめさせるのはより困難となるでしょう。より被害が拡大する恐れもあります。荒らしを防ぐ根本的な対策ができるまでは、「荒らしには構わないでいる」ことを忘れずに、ガイドライン(いやがらせを受けた本人が直接報告など)に沿った対応をし挑発的な行為は控えるべきと考えます。

 また生放送などその場で複数人と会話ができる状態かつ「良識的な会話ムード」に限りますが、自分がした効果的な対処法がありました。それは、その方達に「オンライン脱抑制効果」を理解していただく事です。荒らしている本人にもこの言葉をみせる事でより効果的になります。そこで調べるように進める文章でコメントすると良いかと思います。そうすれば調べたみんなの理解が高まり、荒らしが行動しづらい場所をつくりだす事ができます。


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