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You Tube×音楽におけるマネジメント

 本題の前にいきなりですが、みなさまはインフルエンサーマーケティングという言葉をご存知ですか?簡単に言うと、芸能人やモデルなど影響力の持つ人を使ったWebマーケティングで、代表的なものだとYou Tuberの事務所がそれにあたります。

You Tuberの影響力(登録者や再生数)が高まると、それにつれて企業案件として貰えるお金も増えていきます。勿論アプローチをするにあたって企業が紹介したいモノやサービスが100%視聴者に影響する訳ではありません。そこについては以下で数値として載せますのでどのくらいの影響力があるのか判断する指針にしていただければと思います。 では、このインフルエンサーマーケティングにはどのような種類があるのかを書いていきたいと思います。

 

【インフルエンサマーケティングの種類】

参考:https://pantograph.co.jp/blog/socialmarketing/influencermarketing.html

①UUUM/UUUM株式会社 商材に対する認知度が最大で 65.7%上昇 商材に対する興味関心が最大で 44.9%上昇 商材に対する利用への意欲が最大で 51.8%上昇 商材に対する購買意欲が最大で 49.1%上昇

 数値からお分かりいただけるように、商材に対して最大で約1.5倍もの宣伝効果があるという事が分かります。認知度だけでなく様々な効果が得られる という点から、商材によっては効率的かつ効果的だと言えます。

②#GROVE/GROVE株式会社 所属クリエイターの方々と共同で映像を扱っているマーケティング・映像制作会社 インフルエンサーの方達はTwitter(Vine)やインスタグラムに分かれています。

③株式会社クロスリング、SPIRIT/LIDDELL株式会社 など

 

【疑問】

 いくつか紹介してきましたが疑問に思っている事があります。それは、潜在性を秘めている分野である音楽配信において、インフルエンサーを専門的に扱うところがないという事です。これは①の会社のようなYou Tuberを専門とする事務所に絞っても同じと言えます。You Tubeでは様々な方が音楽配信がされていますが、その方達を扱う事務所がネットで調べる限り出てこないんです。これはマネジメントにおいて不思議ですし、不可解だと感じています。

 今話題の米津玄師さんやコバソロさんのように音楽制作から編集作業まで全て1人で出来るという方もいるとは思うが、これから音楽を配信したくても方法が分からなくて、出来ないという方も多くいると思います。そこで事務所に所属しようと思えばできるであろう、登録者数万人の音楽配信者に対して以下の質問でアンケートを実施した。

①You Tubeで動画を配信するにあたり、事務所に所属しない理由はなんですか?※すでに所属されていたらすみません。

②どのようなマネジメントをする事務所があれば所属したいと思いますか?

例:音楽の配信環境を提供するなど

【回答】 Aさん.所属はしているものの事務所の関係で公開できない。 Bさん.事務所に所属して好きなように演奏できなくなるのが嫌だ その他

何処の誰かも分からない素人の為か、未回答も多かったです。

 

【結論】~存在はしていても公にはでていない?~

 歌う人はYou Tuberではなく歌手です。難しいですが、そこをはき違えてはいけないと思います。ですが、とりあえず置いときます!  自分なりに考察すると、音楽は、それを歌っている人や曲などの主張させたいものが主役(売り物)となるため、それを制作した人や関わった人などの背景が表にでてきてしまうと価値が下がってしまうと考えられます。例えば大谷翔平の着たユニフォームを一般人が着て販売したら価値が下がりますよね?それと近い事が言えると思います。もちろん、本人はもとより家族など親しい人が関わっていれば別です。そのため例え事務所に所属していたとして、それを公表しても、その方にとってはデメリットとなる可能性があります。専門家でないので分かりませんが法律上の問題も絡んでいて所属していない又は公表できないのかもしれません。歌っている人が未成年だった場合などですね。

 所属するまでの過程としては事務所関係者がスカウトを行うというのが殆どで、歌手本人から申し出る事は少ないように思えます。といいますか、配信したいと考えている人や、もっと多くの方に音楽を届けたいという人がいても事務所の存在が分からないと、それが出来ませんね。配信するところまでは簡単にできるので、その先は必要ないと考えている方も多いのでしょうけど、メジャーデビューを目標にしているのであればそこから先が重要だと自分は思うので、所属するのが良いのか、しない方が良いのかは難しい所ですね。しかし、実は所属していたという人もいるとは、思いがけない結果となりました。まあ素人でも気が付くような事を専門職の人たちがしていない訳がないですねw他にもYou Tubeそのものの仕組みも変わって来ていてファンが利用しやすいようにアーティストサイドと協力して曲、アルバム、動画を1つの公式アーティストチャンネルにまとめられ、簡単に更新をチェックできるなど、より便利に使いやすくなったみたいで、本来事務所が行うような事をYou Tube側が行ったりしています。さらに今後大きく成長が見込めれる音楽配信ですが、聴いている方々の発信力もSNSで強くなっていくと思います。なので、どのようにして皆様が音楽を聴くか先を見据えて考える事が今後の音楽の発展にとって重要だと思いました。

次回は、自分が実際に音楽系の事務所を立ち上げるとしたらどのようにするかを書いてみたいと思います。

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